Windows 10 / 18092019年04月07日 19:20

 ひどい目にあったので。これに関してのことを記録しておく、というのがそもそもここを開設した動機だったりします。

 3月半ばに今更ですがWindows10を1803から1809にアップデートしました。
 その後、突然メインマシンで起動に時間がかかったり、落ちなくなったり、という事象が発生するようになりました。
 仕事が忙しく、ほとんどメインマシンを触る時間がなかったので騙し騙し使っていたわけですが、3末になって本当に上がらなくなりました。
(くるくる回るところでずっと画面が遷移しない(回ってはいる))

 Windows10なのでうまく上がらないと診断モードに行くわけですが、ここでもdriver_pnp_watchdogで落ちる(なのでsafeモードで立ち上げることもできない)と。ただ、時々上がることがあるので(ただし上がるのに30分とか2時間(!)とかかかることがある)そこででどれだけ切り分けと処置ができるかの勝負でした。

 結論からいうと、AsmediaのSATAドライバとIntelのNICのドライバが悪さしていたようでした。
 手番的にはいったんありとあらゆるドライバを削除して、その上でドライバの署名システムを無効にして、少しずつドライバを組み込んでいくことでなんとか復旧。まる2日かかりました。

 bcdeditで予めコマンド打っておくと(どっちかというと打っておかないと、か)、昔みたいにF8連打でセーフモード起動に切り替えられるのも、今回で初めて知りましたよ、えぇ。

 1809だとprofile周りのエラー1534がイベントログに頻繁に記録されるわけですが、最初はこれのせいかなと思ったんですよ。
 いろいろ見るとレジストリの特定のキーを削除すればいい→するとキーのアクセス権がなくて削除できない→所有権は取れる→でもやっぱりキーが削除できない→ムキー!というループ。
 …世の中同じこと考える人がいたようで、「ExecIT」というツールがあり、これを使うと一発で削除できるようです

 あと昔使ったドライバとかのデータがいつまでも(見えない形で)残っているのはWindowsの仕様…なわけですが、これが多いと切り分け時に困るわけで。
 「DeviceCleanup」というツールをセーフモードで使うと、このあたりがバッサリ綺麗にできるようです。40くらいあった…。